マンション特化のISPで急成長
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東証マザーズに新規上場を果たしたブロードエンタープライズが12月16日、成長可能性に関する資料を公開。マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」を中心に大きく伸びている。
注目する理由: 今の時代、集合住宅にインターネット環境は必須だ。ところが、既築マンションの無料インターネット導入率は約10%に過ぎない。IoTによるスマート化も視野に入れ、巨大な市場に切り込む。
創業は2000年。2003年よりNTT西日本向けに「Bフレッツ」販売代理店としてマンション向けの販売を開始。2005年にはマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」の販売を始めた。

B-CUBICの導入戸数は年末に13.5万戸を見込み、年平均30%超で拡大中。入居者ニーズの高いインターネット接続サービスを、既築物件に初期コスト0円で一括導入できるのが売りだ。
約20年間培ってきた管理会社とのネットワークも強みだ。管理会社とオーナーは入居率向上を目指す点で利害が一致しており、間接営業には協力的だという。取引管理会社は約607社で、既築市場の13.2%を占める。
2019年からはIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」の販売を始めた。ネット回線と連携してスマホで応答できる。顔認証での解錠や「置き配」への活用も可能だ。BRO-LOCKの売上は8,400万円(前年比4倍)を見込むなど、引き合いは力強い。