2021年12月15日 16:50
交通課題解決に挑むベンチャーが3.2億円調達
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MaaS分野のプロダクト開発を行うMaaS Tech Japanが8日、3.2億円の資金調達を発表。渋滞や混雑といった課題を解決するMaaSデータ基盤を拡大し、社会実装に向けた取り組みを加速する。

注目される理由: 都市部での渋滞や混雑、過疎地域での交通維持など、交通分野には多くの課題が潜む。2030年には国内だけで約6兆円の市場が予測されるMaaS市場に、投資家の期待も高まる。

MaaS Tech Japanの創業は2018年。大手企業と連携し、交通手段を横断したデータ分析・予測できる強みを持つ。MaaSデータ統合基盤や交通サービスの分析ツール、MaaSサービスのアプリを開発。自治体や地域の交通課題に挑んできた。

2019年には日本マイクロソフトと連携。同年12月、MaaS Tech Japanが提案した「移動情報統合データ基盤」が「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択された。

今回の調達には ​社会実装に向けた営業展開の加速、プロダクト確立に向けた体制の強化、データアライアンスの拡大という3つの目的がある。

出資元である3社とも連携。ゼンリングループの地図データを活用し、モビリティデータを拡大。東京海上日動火災保険は保険商品の共同研究やデータ活用、三菱商事とはモビリティサービスやスマートシティ分野での事業開発推進を行う。