2021年12月13日 21:53
中小企業のDX支援、ターゲットは300万社超
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東証マザーズ上場のココペリが成長可能性に関する資料を公開。国内企業の99.7%を占める中小企業向けに国内最大の経営支援プラットフォームを目指す戦略をアピールした。

注目する理由 : 中小企業に対して地域の金融インフラである地銀や信金などを通じてアプローチ。ターゲットは全国で推定322万社と伸びしろは大きい。先細りに危機感を抱く地域金融機関のニーズとも合致する。

ココペリ

中小企業向けに経営支援プラットフォーム「Big Advance」やIT導入支援サービスを展開。企業から得る利用料が収入の柱だ。2022年3月期は売上高18億円、営業利益は3.6億円を見込む。

Big Advanceは、全国の金融機関を通じて提供される。地域や金融機関の枠を越えた中小企業間のビジネスマッチングやWebサイト作成支援、助成金の検索といった機能を1企業当たり3000円(税別)という低コストで提供している。

9月末時点で導入金融機関は地銀・信金など75社、会員企業数は6万3788社。当面は導入企業の拡大に注力し、23年3月期に金融機関100社・加入企業15万社が目標だ。

今後、AIを活用して融資の迅速な審査と判定を支援するサービスやビッグデータ分析基盤などを投入。高付加価値サービスの導入で会員企業1社当たりの利用料(ARPU)拡大を進め、収益の一段の成長につなげる。