KDDIとの連携で売上加速へ
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迷惑電話防止サービスのトビラシステムズは10日、3年後の目標を定めた中期経営計画を上方修正した。2024年10月期の営業利益は約12億円と、2021年10月期から倍増させる。
注目する理由: 新型コロナ拡大で、特別定額給付金に関わる詐欺の被害などが相次ぐ。迷惑電話などを遮断するフィルタの月間利用者は1,400万人を突破。大手通信会社との業務提携などで成長を加速させる。
昨年末時点の計画で2023年10月期の営業利益目標は5.65億円だったが、2021年10月期に前倒しで達成。そこで2023年10月期の目標は7.81億円に上方修正、新たに2024年10月期の目標も定めた。売上高は25.1億円を目指す。

成長戦略でカギを握るのが、固定電話向けのサービス拡大だ。同社の固定電話向けサービスの月間利用者数は約38万。固定電話の契約者数約5284万に対して少なく、成長余地があるとみている。
インターネット広告を見えなくするアプリを開発する280blockerは8月に買収し、10月に吸収合併。テレワークのための内線化サービス「ageet」は9月に資本業務提携を開始した。今後も企業の買収を引き続き進める計画だ。
12月9日にはKDDIと共同で、固定電話への迷惑電話を自動で遮断するサービスを始めると発表。新たな施策によって売上が加速することを見込み、更なるアライアンス推進で高い成長を目指す。