コロナの追い風で急成長するICT教材
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AIとアダプティブラーニングによる教材「すらら」を提供するすららネットが、成長可能性に関する資料を公開した。GIGAスクール構想やコロナ禍によるICT教材需要拡大を追い風に、順調な売上成長を続ける。
注目する理由: 低学力層を含めた幅広いレンジの生徒が利用できるというポジショニングで、公立学校への導入も加速する。基礎学力の向上のための指導ツールとしてシェアを伸ばす余地は大きい。
創業は2008年。ITによって教育格差をなくすことをテーマに事業を推し進めてきた。学習塾や学校が抱える経営課題・教育課題に対するコンサルティングとサポートを実施している。

収益モデルは契約校舎ごとの月額課金、または生徒IDごとで課金する月額ID利用料。2020年の売上高は16.4億円。同年、GIGAスクール構想による教育用ソフトウェア導入実証事業として採択された。
教育現場のICT化に比例して導入数は増加。2020年末の導入校は2,267校だったが、2021年9月末には2,593校に増えた。同社は2021年には1,868億円だったEdTechの市場規模が、2026年には2,400億円市場へと拡大すると予測している。
中長期的施策として海外にも言及。インドネシア等にもサービスを提供するなど、途上国や新興国での教育ICT化推進施策も行っていく。今期通期の売上高は、19億5500万円を予想。今後は年平均20%増収を目指す。