2021年12月07日 18:18
「ヘアカラーしかしない」美容院が総額5億円調達
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ヘアカラー専門店「fufu」を展開するFast Beautyが12月3日、総額5億円を調達した。根元染め2640円から利用でき、40代以上の女性をターゲットに差別化して成長している。

注目する理由: fufuは「ヘアカラー」の専門店にすることで、カット・パーマにかかるコストをカット。客数は累計約200万人にのぼる。特に多いのは白髪染めで、定着率も高い。今回の調達で、さらに出店を加速する方針だ。

Fast Beautyは2014年、リクルート出身の高橋賢氏が創業。「プロのヘアカラーを、もっと手軽に。」をコンセプトにfufu1号店をオープン、約7年で91店舗まで拡大させた。

着目したのは、40代女性の大半が髪を染めているという調査データだ。fufuなら美容院で染める人は安く、自宅派の人は大きく変わらない費用で高質なサービスを受けられる。

2017年には「丸亀製麺」を運営するトリドールグループと資本業務提携するなど、協業先は多彩だ。11月には再生医療関連事業を行うセルソースとの業務提携を発表。ヘアサロン「NORA」含む3社でエイジングヘアケア製品開発を開始した。

今回は、D4Vとみずほキャピタル、NEXTBLUEのほかエンジェル投資家などから調達。調達で得た資金で、店舗数などサービス基盤を拡充。全国展開はもちろん、海外進出にも力を入れる。

新規投資家であるD4VのCEO髙野真氏は「美容業界に飛び込んだ経営陣の事業推進力に可能性を感じる。今後は、海外展開や新規事業開発を支援していく」とコメントを寄せている。