来年、ARヘッドセットを発売へ?
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AppleがMac並みの処理性能を備えたコンピュータグラスを来年後半にローンチ予定だという噂が駆け巡っている。Apple製品のリーク情報で知られるアナリスト、ミンチー・クオ氏が情報元だ。
重要な理由: ミンチー・クオ氏は、Appleの未発表製品のリークで広い実績を誇る。サプライチェーンレベルでの調査により、新型iPhoneやiPadなど、時には色やサイズまで予測してきた。
クオ氏は2011年、iPhone 4の白色端末のリリースが遅れることを予想。これを皮切りに、数ある未発表情報を的中させてきた。「世界で最も正確なAppleアナリスト」だとの呼び声も高い。
AppleがARヘッドセットを開発しているという噂は今に始まったことではない。同社製品の「リーカー」として知られるジョン・プロッサー氏は製品名が「Apple Glass」となると昨年主張している。
クオ氏によれば、ARヘッドセットには二つのプロセッサが搭載され、そのうち一つはMac製品と同水準のM1チップ。iPhoneやMacからのテザリングは必要なく、独立して動く製品だそうだ。
このヘッドセットでは、拡張現実(AR)に加えて仮想現実(VR)にも対応。ソニーの「4KマイクロOLED」によって実現される技術だという。これらの情報はまだ「噂」の域を出ないが、2020年代を代表するようなデバイスが生まれる可能性は否定できない。