CADも従量課金モデルに
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米Autodeskが23日、2021年8〜10月期決算を発表。売上高11.3億ドル(前年比18%増)、営業利益は1.9億ドル(同15%増)だった。発表後、時間外株価は14%近く下落している。
注目する理由: AutodeskはCAD(図面設計ツール)大手。デジタル化を進める企業からの需要が強く、サブスクリプション収益を中心に拡大を続ける。直近では新たに従量課金制のサービスも開始した。
主軸のAEC(Architecture, Engineering and Construction)部門が牽引、売上は5.1億ドル(前年比22%増)だった。米国インフラ法案の恩恵を受ける企業としても注目を集める。

8月には従量課金で製品を利用できる「Autodesk Flex」を開始。「トークン」を購入し、製品を使った分だけ支払うことができる。例えば『AutoCAD』なら、一日7トークンで使用することができる。
従量課金モデルでターゲットとするのは、製品の使用頻度が少ないユーザー層だ。初期費用を抑えつつ、新製品の検討することにも使える。トークンの有効期限は一年とされている。
懸念は、足元で起きているサプライチェーンの混乱だ。インフレ圧力や人材不足といった要因も加わり、通期業績予想を下方修正。売上計画を43.6〜43.75億ドル(前年比約15%増)に引き下げた。