2021年11月22日 17:25
プログラミングは楽しい
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HashiCorpが近くニューヨーク市場への新規上場を果たす。2021年5〜7月期の売上高は7,511万ドル(前年比49%増)、営業損失は2,510万ドルだった。

重要な理由: HashiCorpはソフトウェア開発者には有名な会社だ。OSSのダウンロード数は過去一年で1億件にのぼり、2026年時点の市場機会は725億ドルを見込む。

法人設立は2013年。「Terraform」「Consul」などオープンソースソフトウェア(OSS)をいくつも生み出し、開発者コミュニティで人気を集めてきた。

創業者ミッチェル・ハシモト氏は2021年7月に取締役会を去り、従業員となった。2016年までCEOを務め、現在も大株主の一人だ。理由は「フルタイムの開発者に戻るため」。

HashiCorp

主なビジネスモデルは、OSSに有料機能を組み合わせると言うもの。売上の大半が「Support」として計上されるが、この中に有料機能やサポートなどが含まれる。

顧客は2021年7月末に2,101社(前年比94%増)。うちARR(年次ストック収益)10万ドルを超えるのは558社(同33%増)にのぼる。

2020年公開のマネージドサービス「HCP」が急成長、直近ではサブスクリプション売上の5%を占める。1年前の割合は0.8%に過ぎなかった。

市場機会(TAM)は2021年末に417億ドル、2026年には725億ドルを見込む。ネットワーク領域の「Consul(2021年末に226億ドル)」とセキュリティ領域の「Vault(同163億ドル)」が大きい。