2021年11月17日 17:27
チャットボットで「おもてなし」に革命を
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Zealsが17日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は12月23日を予定。2021年3月期の売上高は13.8億円(前年比85%増)と急拡大。営業利益2億円を稼いだ。

注目する理由: 代表の清水正大氏は1992年生まれ。チャットボットを新たな「おもてなし」のあり方と捉え、定量的なアプローチによる顧客エンゲージメント改善を支援する。

LINEアカウントにチャットボットを接続することで成約率を上げる「チャットコマース」を掲げる。初期費用ゼロの完全成果報酬型を強みとし、契約アカウント数(2021年9月)は245社にのぼる。

Zeals 業績推移

顧客層はコスメや健康食品、エステ、人材、金融などの業界が中心。提供にあたっては、商品購入・来店予約・会員登録など、目的に合わせた最適なコミュニケーションの流れをZealsが設計する。

累計5.5億回分を超える会話データを蓄積し、さまざまな角度から定量的・定性的な分析を行う。コミュニケーションデザイナーと呼ばれる運用改善チームも組成、9月末時点で65名を数える(従業員は10月末に179名)。

サイバーエージェントや電通、博報堂など約80社の代理店と提携、売上の大半が代理店経由だ。2021年2月からは自動車ディーラー向けの入庫予約サービスを開始するなど、新たな展開も見せる。

大株主にはフリークアウト(22%)やサイバーエージェント(6.7%)も名を連ねる。株式の想定売出価格は1,530円、上場時発行済株数は15,240,000株。想定時価総額は233億円となる。