2021年11月18日 20:50
既存顧客、新規顧客ともに成長
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ウルグアイ発の決済プラットフォーム「dLocal」が16日、2021年7〜9月期決算を発表。売上高は6,860万ドル(前年比123%増)、営業利益は2,157万ドル(同131%増)と成長が続いた。

注目する理由: グローバル企業向けに新興国のローカル決済に対応した決済インフラを提供、高い収益性を維持しながら猛烈な成長を続ける。その背景にあるのは、高い参入障壁と新興国の成長性だ。

dLocal 業績推移

決済総額(TPV)は18億ドル(前年比3.2倍)に拡大。ライドシェアやストリーミング、SaaSやゲーミングなど幅広い顧客層がおり、アップセルも強力だ。ネットリテンションレートは185%にのぼる。

既存顧客の要望によりタイやエルサルバドルに進出、展開地域は32か国に増えた。進出予定のグアテマラと合わせた3カ国の消費者数は9,300万人。eコマース市場は260億ドルを見込む

エンタープライズ顧客(年間TPV600万ドル以上)は平均して7か国超で64もの決済手段をdLocalを通じて活用。一年前は6カ国、44つの決済手段だった。顧客がより多くの決済手段を取り入れるほど、参入障壁も上がる。

顧客の解約率(売上ベース)は1%未満で、代表的な顧客は年率20〜30%のペースで成長しているという。COOのSumita Pandit氏は暗号通貨に関連した決済ソリューションの提供など、更なる機会を模索していると発言した。