2021年11月16日 19:06
金融インフラストラクチャ事業
Shutterstock

Finatextホールディングスが11月16日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は12月22日を予定。「金融を”サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、幅広い事業を展開する。

重要な理由: 金融領域のベンチャー企業として注目されてきた。日経の「NEXTユニコーン調査(2020/11更新)」では推計企業価値が359億円にのぼり、上から13番目にランクインしている。

現在も代表を務める林良太氏は東京大学卒業。ドイツ銀行に入行し、GCIアセット・マネジメントを経て2013年にFinatextを設立した。

Finatextホールディングス

2014年に株式投資教育アプリ「あすかぶ!」をリリース。2016年にナウキャストを子会社化し、機関投資家に対するビッグデータ解析事業に参入している。

足元で急成長するのは金融インフラストラクチャ事業。金融サービスを運営するのに必要となる複雑な基幹システムを、SaaS型のシステムとして提供する。子会社スマートプラスで証券インフラストラクチャ(BaaS)、Finatextで保険インフラストラクチャ「Inspire」を展開。

ビッグデータ解析事業ではデータライセンスビジネスが伸びている。展開する「日経CPINow」「JCB消費NOW」は数多くのメディアで取り上げられ、コロナ禍の影響を分析することに活用された。

株式の想定売出価格は1,290円、上場時発行済株数は48,754,628株を予定。想定時価総額は629億円となる。