フェーズ2.0は「AI SaaS」企業へ
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PKSHA Technologyが11月12日、2021年9月期本決算を発表。売上高87.3億円(前年比18%増)、営業利益は7.1億円(同12%増)だった。ストック型売上が6割近くを占めるなど、AI SaaSとしての成長をアピールする。
注目する点: 上場当初は市場から高い期待を受けたPKSHAだったが、ここ数年は株価が低迷。研究開発中心からストックビジネスへの転換を強調し、セグメント区分の変更も発表した。

Mobility & MaaS事業はコロナ禍の影響を受け、通期売上高51.2億円(前年比2.5%減)。セグメント利益は7,900万円(同75%減)だった。
Cloud Intelligence事業の売上は36.2億円(同67%増)、セグメント利益は7.9億円(同65%増)。今期中に連結したPRAZNA、アシリレラの両社を除くと前年比26.6%の増収率になる。
これまでPKSHAは、大手を中心に幅広い企業と共同研究を進めた。そこでの成果をAI SaaSとして拡販、これを「Phase2.0」とする。4年前、ストック売上比率は36%だったが、今では59%に拡大。
AI SaaSの年間成長率は46%にのぼり、既存SaaSのARRは10億円弱。そこにアシリレラ(10億円強)とPRAZNA(20億円弱)が加わり、ARRは40億円規模となる。
アシリレラはRPAツール、PRAZNAは法人向けFAQツールを展開。取得価額は各々50億円、73億円にのぼる。共同研究とAI SaaSの両事業を両輪として「弾み車」を回し、「うねり」を大きくしていくという。