2021年11月11日 16:40
「二極化」が進む国内採用市場
Shutterstock

エン・ジャパンが11日、2021年4〜9月期決算を発表。売上高は250億円(前年比21%増)、営業利益は47億円(同63%増)だった。先行投資を進めつつ、売上増とともに大幅増益を果たしている。

注目するポイント: 売上、利益ともに上期予想を上回ったが、通期業績予想は据え置き。国内求人サイトおよび『engage』において、広告宣伝費の追加投資を進める。

エン・ジャパン 四半期売上高

国内求人サイト

市場環境として、正社員領域の広告件数は全体に比べ高い回復を続ける。9月には市場全体で前年比37%増だったが、正社員のみでは同64%増だった。

ハイクラス領域は、採用需要がコロナ前をすでに上回っている。中でも若手層向け「AMBI」で高成長を続ける。

HR-Tech

募集・採用事業「engage」は有料化促進が進み、7〜9月の売上高8.1億円(前年比58%増)。2020年3月期には年間19.4億円もの営業赤字だったが、ついに四半期で営業黒字化を実現した。

国内採用市場は「ナレッジワーク」「マニュアルワーク」の領域に二極化が進み、中間領域が減少すると予想。それぞれに特化したサービスが必要とされる中、前者は「ミドルの転職」「AMBI」、後者は「engage」への投資を強化する。