ノーコードでのAIモデル開発も
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AI insideが10日、2021年4〜9月期決算を発表。売上高は17億円(前年比13%減)、営業利益は3億円(同71%減)だった。大口OEM不更新による影響が出る中、大口顧客への販売活動に力を入れる。
注目する理由: AI insideは今年4月にNTT西日本がOEM契約を更新しないことを発表、業績に多大な影響が及んだ。株価はこの一年で90%下落し、時価総額は270億円と低迷している。
手書きや活字、写真で撮った書類などを高精度でデジタルデータ化できる「Intelligent OCR」が軸。書類をAIで自動仕分けする「Elastic Sorter」や、顔認証API「FaceAuth」も展開する。

DX Suite Standard/ProおよびDX Suite Edgeを契約する大口顧客は1,214件(前年比35.1%増)。DX Suite Standard/Proの解約率は0.55%にとどまっている。
4月にはノーコードで高精度なAIモデル開発ができる「Learning Center」を開始。AI活用を企画・データ収集の後、AIの自動生成・配信までを簡単な入力とクリックだけで実行できるという。
同サービスは今期、40事例をターゲットに推進。9月までに14事例のAI作成が完了しており、事例数は順調に増加。建設業向けSaaSとして知られるスパイダープラス社の事例では、わずか10日間で2つのAIモデルを開発したという。
今期の売上予想は36.1億円(前年比21%減)、営業利益は4.5億円(同81%減)を見込む。大口契約数は1,523件を予測し、年間発注額の高いエンタープライズに注力して販売活動を進める。