二重の逆風で株価30%超急落へ
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Pelotonが11月4日に発表した2021年7〜9月期決算は、売上高が8.1億ドル(前年比6.2%増)、営業損益は3.6億ドルの赤字だった。成長率が落ち込み、株価は時間外で30%を超える急落となっている。
注目する理由: 屋内で楽しめるコネクテッドフィットネス製品を展開。パンデミック下で急伸したが、経済再開にサプライチェーンひっ迫が重なり、大きな逆風にあえいでいる。
中核サービスの有料会員数は249万人(前年比87%増)、デジタル限定版は88.7万人(同74%増)と拡大。メンバー数は合計620万人を超えた。

解約率は0.82%と安定、12か月間の継続率は92%にのぼる。一方で利用者のエンゲージメントには翳りも見え始めた。有料会員あたりの月間ワークアウト数は16.6回。ここ7四半期で最も低い。
製品売上の減少は、今後の有料会員増にも響くことになる。期末の有料会員は335〜345万人を予想。前回予想の363万人から大きく下方修正した。
定期課金グロスマージンは66.7%に向上(前年同期は58.5%)。製品グロスマージンは供給ひっ迫と以前発表した商品価格の引き下げによって12%(同39%)に落ち込んだ。
CEOのジョン・フォーリーは「売上計画は未達だが、市場シェアは落ちていない」とアピール。家庭内のフィットネス製品として選ばれるのは一つだけだが、Pelotonがその一つになれる競争力に自信を見せた。