2020年11月26日 06:37
Discord、評価額70億ドルへ
Shutterstock

コミュニケーションプラットフォームの『Discord』による新たな資金調達で、評価額が70億ドルにのぼる見込みだとTechCrunchが報じた。

  • 2020年6月、評価額35億ドルになってから半年も経たず倍増
  • 今年、MAUは1.2億人に倍増。アプリダウンロード数は日に80万回にのぼる
  • その要因の一つとされるゲームが『Among Us

快適なコミュニティ

Discordは主にゲーマーたちのコミュニケーションツールとして発展。今ではマルチプレイヤー、マルチプラットフォームのゲームは当たり前になった。

直近ではゲーム以外の用途にも広がりを見せる。いわく、「自身が属するコミュニティで快適に話すための場所」だ。

投資家の一社であるIndex Venturesのダニー・ライマーは、「Slackは仕事の会話をする場所なのに対し、Discordは社会的なやり取りをできる場所」と説明する。

Facebookがリアルの繋がりをベースにするのに対し、Discordは「関心」を拠り所にする。それでいてTwitterとは異なりクローズドなので、安心感があるというわけだ。