2021年10月28日 17:49
ネオ証券化とネオバンク構想
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SBIホールディングスが28日、2021年4〜9月期決算を発表。収益は3,343億円(前年比46.5%増)、税引前利益は1,093億円(同100.5%増)と大幅増益を果たした。

重要な理由: 4月に新中期ビジョンを制定。今後3〜5年をデジタル新時代への過渡期と捉え、グループ企業や提携先とのシナジーを徹底追求、税引前利益3,000億円を目指す。

主軸の金融サービス事業は収益1,715億円(前年比18%増)、税引前利益455億円で過去最高。売買手数料の一部無料化と収益源の多様化を進め、「ネオ証券」化の早期実現を目指す。

SBIグループ 証券口座数

25歳以下の国内株式のオンライン取引はすでに実質手数料無料とし、同年齢層の新規口座開設数は前年比89%増加。投資を体験したユーザーが、その後さまざまな金融商品へ興味の幅を広げる狙いだ。

8月にはテーマ投資やラップ運用などの一任運用基盤システム「4RAP」を提供するFOLIO HDを連結子会社化。9月には「4RAP」をSBI証券に導入し、来年3月から「SBIラップ(仮称)」を提供開始予定。

住信SBIネット銀行で進めるのは「ネオバンク構想」だ。パートナー企業の顧客がそのサービスを利用する際、付随する銀行機能を住信SBIネット銀行が黒子として提供する。

具体的な事例として、日本航空と合弁会社を設立したほか、Tマネー、ヤマダファイナンスサービスと提携。ネオバンク口座の月間開設数は4月から9月にかけて33.4倍に拡大した。