2021年10月28日 16:28
エンゲージメントプラットフォームへの転身
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クラウドコミュニケーションプラットフォームを展開するTwilioが27日、2021年7〜9月期決算を発表。売上高は7.4億ドル(前年比65%増)と急成長が続く。

重要な理由: SMSやメール配信などデジタル社会に必須のコミュニケーション基盤をAPIで提供。売上の76%は従量課金モデルで、近年は積極的な買収戦略も進める。

2021年7月には「Zipwhip」の買収を完了。事業者向けにテキストメッセージサービスを提供する会社で、顧客サポートやセールス、請求業務など幅広い業務に使われている。

米国には「toll-free」と呼ばれる発信者無料の電話番号がある。Zipwhipはそれをテキストメッセージでも受け付けられるようにすることで、顧客エンゲージメント向上を支援する。

Twilio 売上推移

7〜9月の売上のうち、5,230万ドルは以前買収した「Segment」、2,360万ドルがZipwhipによる。10〜12月には、二社の影響を加味して売上7.6〜7.7億ドル(前年比39〜40%増)を見込む。

ネットエクスパンションレート(Dollar-Based Net Expansion Rate)は131%で、前年の137%よりは鈍化。買収の影響もあり、アクティブ顧客数は25万社を超えた(前年同期は20.8万社)。

Twilioは単なるAPI基盤を超え、顧客エンゲージメントを高めるプラットフォームへの転身を図る。つい先日は新たに「Twilio Engage」を発表、デジタル時代の「成長自動化プラットフォーム」を標榜する。