未上場株をオンラインで売買
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日本クラウドキャピタルは26日、未上場株式を売買するオンラインプラットフォーム「FUNDINNO MARKET」を創設すると発表。サービス開始は12月8日を予定している。
注目する理由: 上場を待たずにベンチャー株式を売買したいというニーズに、オンラインで応える。未上場株式は個人間で売買する市場がほぼ存在せず、国内では初の仕組みとなる。
日本クラウドキャピタルは2015年設立。ネットを通じて1口10万円前後で、IPOなどを目指すベンチャー企業に投資する株式型クラウドファンディング「FUNDINNO」を運営。累計成約額は約70億円、ユーザー数は8.1万人を超える。
FUNDINNO MARKETでは、日本証券業協会が制定した未上場株式の発行・流通制度「株主コミュニティ」を利用。このために日本クラウドキャピタルは第一種金融商品取引業への変更登録を完了している。
野村証券やみずほ証券なども株主コミュニティの組成・運営を行うが、取り扱う銘柄は地場の老舗企業が多く、売買も対面が中心となる。
オンラインのセカンダリーマーケット運営会社は、海外ではイギリスのSEEDRSが有名。SEEDRSも同じく株式型クラウドファンディングを運営する企業だ。
FUNDINNO MARKETのサービス提供当初では、FUNDINNOで資金調達を行なった銘柄の売買を想定。株主間の売買が可能になれば、株式型クラウドファンディングのハードルも一段下がるかもしれない。
編集注:当初「FUNDINNO」を「FUNDINO」と誤って記載しておりました。大変申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。