2020年11月05日
マズいこと言った?
9uutyiu3tzndzviqqu6rrq
Shutterstock

昨日のニュースレターでも軽く触れた通り、アリババ参加のアント・グループの上場が延期された。史上最大のIPOとなることが予想されていただけに、市場への衝撃は大きい。

  • 観測では、中国当局が影響力の大きさを警戒したとされる
  • 取引所が上場を承認後、政府が介入するのは異例
  • 再度の上場出直しには少なくとも半年はかかるという

ジャック・マーの発言が引き金に?

  • 創業者ジャック・マーは10月下旬のイベントで中国の金融システムを批判しているととれるような発言、これが当局を刺激したと言われる
  • 11月2日、金融当局はマーの聴取に踏み切った
  • アントが上場後の自社株を組み込む投資信託をアリペイで販売していたことも、利益相反ではとの疑いを買った

影響力が強くなるほど、中国政府との摩擦も大きくなる。 当局はフィンテック分野の規制を強化する方針でもある。上海証券取引所は「規制をめぐる環境に大きな変化があった」とし、それによってアントが上場要件を満たさなくなった可能性があると説明された。