イカゲーム、早くも1.11億人が視聴
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Netflixは13日、今年9月17日より世界で公開された『イカゲーム(Squid Game)』が史上最大のスタートになったと発表。視聴者数が早くも1.11億人にのぼった。
重要な理由: つまるところ、動画配信サービスで一番のプロモーション施策になるのは「作品のヒット」である。有料会員2億人あまりのうち半分以上が見たとなれば、必然的に注目度は高まる。
初月に1億人以上が視聴するのはNetflixにとっても史上初の快挙だ。以前の記録は『ブリジャートン家』が保持しており、最初の28日間で8,200万世帯が視聴していた。
『イカゲーム』は、崖っぷちの人々が、多額の賞金をめぐって子供の遊びを取り入れた奇妙なゲームに参加するというストーリー。(これだけを聞くと『カイジ』に似ている)
ファン・ドンヒョク監督はデビューして間もない2008年、漫画を読みあさっているうちに、韓国でも漫画のような物語を作ってみたいと思い翌年に脚本を完成させたという。
地元韓国では『イカゲーム』があまりに人気なので、ブロードバンド事業者「SK Broadband」がNetflixに訴訟を起こしたほど。
AmazonやFacebook、Appleが帯域料を払っているのに、YouTubeとNetflixは払っていないという。問題は今に始まったことではなく、6月にNetflixは敗訴。使用料について互いに交渉するよう促されている。