2021年10月12日 21:22
ガレージハウス賃貸が好調
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フィル・カンパニーが10月12日、2021年11月期3Q決算を発表。9か月間の売上は38.8億円(前年比57%増)、営業利益8.1億円だった。ガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」の引き合いが増えている。

注目する理由: 中核事業「空中店舗フィル・パーク」は、駐車場上部の空きスペースを店舗として活用するというユニークな事業。コロナ禍からの回復が進み、業績予想の上方修正も発表した。

土地オーナーに土地活用商品の企画提案をする「請負受注スキーム」、フィル・カンパニーが土地を購入して不動産投資家に販売する「開発販売スキーム」の二つを展開。

開発販売スキームの用地獲得については2Qまで慎重に取り組んでいたが、今年8月に1年4か月ぶりに再開。現預金残高は8月末時点で37.6億円と、2019年11月末(39.9億円)と同水準であり、さらなる取得への準備が整っている。

空中店舗フィル・パークは金融機関側の様子見姿勢が強まり、問い合わせ数は横ばい。受注件数の回復には時間がかかっている。

ガレージ付賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」は需要拡大で金融機関からの問い合わせが増え、前期比2.5倍で進捗。受注高も引き続き増加傾向だ。

一階にガレージ、二階に居住空間を備え、クルマやバイク好き、趣味のスペースが欲しい富裕者から人気だと訴求。約2,500人が入居待ちで、相場より高い賃料でも入居者が殺到するという。表面利回りは10%以上だとか。