丸井が「ミラクルミート」に出資
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発芽大豆を主原料とする植物肉「ミラクルミート」を製造するDAIZが10月5日、丸井グループとの資本業務提携を結んだ。株主は丸紅や三菱ケミカルHD、味の素など20社を超え、累計調達額は38.5億円にのぼる。
重要な理由: 「代替肉」は世界的に注目される領域だ。市場調査会社のPolarisによると、世界の植物原料肉市場は2027年に355億ドルまで拡大すると予想されている。

DAIZは2015年設立。「ミラクルミート」はイオンやライフのPB商品として、店頭での販売が始まっている。マルイとの提携では、実際にミラクルミートを食べられるレストランなどを運営し、消費者との接点を増やす。
マルイはテナント収入を主軸とするショッピングセンター型への転換を進めており、「体験型」店舗の誘致に積極的だ。2019年にマルイはオーダースーツECベンチャーの「FABRIC TOKYO」に出資。 マルイ内に体験型店舗を出店している。
また、自社クレジットカード「エポスカード」を有しているが、エポスカードの会員構成は30代以下が56%と、業界全体から見ても若い世代の比率が高い。
マルイはこれまでもBASEやメルカリなど、注目ベンチャーとの協業を進めてきた。DAIZにおいても今後、マルイを通じたZ世代へのアプローチが進んでいきそうだ。代替肉の消費になかなか火がつかない日本市場に一石を投じる。