2021年10月01日 19:55
パーパス経営の時代
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バンダイナムコHDは10月1日、パーパスの制定を発表。2022年4月の次期中期計画よりグループの最上位概念となり、今後のビジョンや戦略にも影響を与えることになる。

重要な理由: 企業の存在意義「パーパス」を制定する企業が欧米で増加し、日本でも注目され始めている。エンタメ企業においても、社会問題の解決とビジネスを両立することが求められつつあるのだ。

バンダイナムコHDのパーパスは「Fun for All into the Future」に始まる。制定にあたっては、社内外への企業イメージ調査、各地域における社員のディスカッションからあがった要素をもとに決定したという。

パーパスに込めた思いを具現化した新たなロゴマークへの変更も決定。競争が激化するグローバル市場において、ブランド価値を向上することを目指す。

「パーパス」を提唱したのは、米国の財界ロビー団体ビジネス・ラウンドテーブルだ。2019年8月、彼らは「株主資本主義」から「ステークホルダー資本主義」への転換を宣言していた。

投資家だけでなく、従業員、コミュニティ、サプライヤー、顧客など多様なステークホルダーに対してコミットしたというわけだ。日本では2019年1月、ソニーがいち早くパーパスを発表している。