2021年09月30日 20:22
品薄感が高まるほど活況
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中古マンションの取り扱いで知られるスター・マイカHDが30日、3Q決算を発表。リノベーションマンション市場は「品薄感が高まるほど活況」だったと説明した。

重要な理由: 中古不動産の活用は、今後の日本社会における一大テーマの一つだ。首都圏における新築マンションは供給が減少し、価格が高騰し続けている。

3Q累計の売上高は300.8億円(前年比2.7%減)、営業利益は34.7億円(同24%増)だった。売上総利益は57.2億円(同22%増)と拡大している。

スター・マイカHD 売上総利益

売上総利益の伸びを牽引したのはリノベマンション(売買)で、前年比30%増の36.3億円。利益率の高いリノベマンション(賃貸)は前年比3.6%減だった・

リノベ物件のマーケットプレイス「カウカモ」を手がけるツクルバ社との提携は販売好調で、物件供給目標を年50戸程度に拡大。オペレーションの整備を進め、量産体制へつなげる。

中古マンションの購入層は一般的なサラリーマン世帯。平均世帯年収は694万円(2019年)と、高齢者世帯を除く日本全体の平均(650万円)と近い。ちなみに、新築マンションの場合は798万円だという。

懸念は在庫件数の減少だ。首都圏の中古マンション在庫件数は34,594件(8月末)と、2年前と比べて1.3万件ほど少ない。こうした中でもスター・マイカは、堅実に保有戸数を積み上げ、将来の販売在庫を確保する方針。