Google、金融事業に本腰?
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意外かもしれないが、Googleは金融領域への展開に積極的だ。
Google版おサイフケータイ『Google Wallet』を開始したのは2011年。2015年にはモバイル決済『Android Pay』を発表した。
ちなみに『Apple Pay』の発表は2014年だ。どちらも強固なモバイル端末シェアを握っている。
2018年、Google WalletとAndroid Payは『Google Pay』として統合。そして先日、Google Payは(まず米国向けに)アプリの大幅刷新を発表した。
新しいGoogle Payアプリでは、友人への送金や、支払い履歴の高度な検索など、単なる決済にとどまらない豊富な機能が目白押しだ。
Google Payから銀行口座も開ける
2021年には、Google Payから銀行口座を開けるようになる。各種金融機関と連携し、文字通りの「デジタル銀行口座」が実現するのだ。
サービス名は『Plex』。Google Pay内のPlex口座から、給与の支払いを受けたり、振り込みをしたり、様々な金融サービスを受けられる。
収益モデル
Google Payは「決してデータを第三者に販売したり、他Google製品の広告ターゲティングに使うことはない」と強調。それでは、どうやってマネタイズするのだろうか?
その一つはアプリ内クーポンである(動画の10:00頃)。Plexでの収益モデルは明言されていないが、金融機関と収益をシェアする座組みは成立しそうだ。