チャーリーとチョコレート工場を獲得
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Netflixは22日、ロアルド・ダール・ストーリー社を買収することを発表。「チャーリーとチョコレート工場」など全作品の権利を獲得し、アニメや実写映画などクロスメディア展開を目論む。
重要な理由: NetflixはDVDのレンタルから動画配信、オリジナル作品の製作へと事業を広げてきた。強力なIPの獲得は、ディズニー作品に対抗する上で強力な打ち手になりうる。
ロアルド・ダールは1916年生まれ。第二次大戦ではイギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍。戦後、パイロット時代の経験をもとに小説を書くようになった。
1964年に書いた「チャーリーとチョコレート工場」は後に映画化されて大ヒット。その他にも「マチルダ」「ジェームズと巨大な桃」といった作品を世に送り出した。
Netflixはこれら全作品の権利を獲得する。3年前には最大10億ドルを支払ったと報じられており、今回の買収も決して小さな金額ではなさそうだ。
これからNetflixは、すでに獲得した2億人超の有料会員と、アニメや実写映画、テレビ、出版、ゲーム、没入型体験、ライブシアター、グッズ販売など、あらゆる方法を使って投じた資金を回収することになる。
ロアルド・ダールの作品は63言語に翻訳され、累計3億冊以上売れた。強力なIPの入手とその育成は、Netflixを永続的なものにする上で、極めて重要な戦略の一つとなりそうだ。