2021年09月21日 07:00
スーパーフォローの進捗
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9月に始まったTwitterの課金機能「スーパーフォロー」。 アプリに関するデータ知見を提供するSensor Towerによれば、最初の二週間での米国における売上が6,000ドル程度しかなかったとTechCrunchが報じた

重要な理由: スーパーフォローはTwitterが売上成長を加速するための主要な打ち手の一つ。課金が成立しなければ、2023年までに売上75億ドルと言う目標をほぼ広告だけで達成する羽目になる。

アプリ内決済手数料を差し引いた額のうち最大97%をクリエイターが受け取れるモデルで、この手のプラットフォームとしては手数料率が低い。音声機能「Spaces」もチケット制課金を一部ユーザー向けに開始している。

ヘビーユーザー向けの「Twitter Blue」もカナダとオーストラリアで試験的に開始した。ツイートの取り消しやブックマークフォルダ、スレッドを長い文章テキストに変換して読めるリーダーモードなどを月額制で提供する。

スーパーフォローが失敗と言い切るには時期尚早ではある。

米国でもごく一部のユーザーだけがスーパーフォローを設定できる。応募した場合もウェイトリストに入れられる段階で、現状ではメイクアップ系のアカウントが優先されているようだ