2021年09月21日 07:00
次世代のパーソナライズ
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Facebookは16日、”次世代のパーソナライズ”を実現する製品群を発表。あらゆる事業者、中でもスモールビジネスがオンラインで商売を行うため最高な場所でありたいと改めて強調した。

重要な理由: AppleのiOSアップデートに伴い、Facebookの広告事業は大きな転換を迫られている。プライバシーを担保しつつ、広告主の成長に役立つツールを提供しなければならない。

  • 広告からメッセージへの遷移。広告からInstagramやWhatsApp、メッセンジャーを開くことができる。InstagramプロフィールからWhatsAppを起動することにも対応。
  • リード生成。メッセンジャー上で顧客と対話する前に、4〜5つの質問に答えてもらうことができる。
  • コミュニケーション管理。Facebook Business Suiteを刷新、コンテンツを簡単に作成できる「File Manager」機能も始めた。

個人アカウントがなくとも、事業者用のアカウントとして用意できる『Work Accounts』もテスト中。2022年までにかけ、全ユーザーが使えるようになる見込みだ。

ニュースフィード上で事業者を推薦する「Facebook Business Explore」も進める。その人が何に関心を持っているかを推測し、マッチする内容を出すことで成果につなげるという試みである。