大型調達→マーケティング支出を倍増へ
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フードデリバリーサービスを手がける「出前館」は15日、海外募集による新株式発行と自己株式の処分により、約830億円を調達することを発表した。
出前館は2020年3月にもLINEから約300億円を調達、グループ入りした。今回の割当先は、ZホールディングスおよびNAVERコーポレーション。
2024年2月末までにかけ、調達資金のうち約680億円をマーケティング費用、100億円をシステム強化・開発資金、50億円を配達員増強資金にあてる。

2021年3〜5月の売上高は80.3億円(前年比168%増)。積極的なマーケティング構成に巣ごもり需要が加わり、成長は大きく加速した。一方で営業損失も45億円に拡大している。
フードデリバリー市場全体の競争が熾烈化する中、さらに積極的なマーケティング活動を進め、ユーザー、加盟店、配達員の獲得を前倒しで進めていくことが必要と判断したという。
2021年8月期に年間約150億円だったマーケティング支出を倍増させる方針。経営に与える影響が大きいことから、初期投資効果などを確認した上で段階的に実現していくという。