2021年09月17日 07:00
米国で伸びるニュースアプリ
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スマートニュースは16日、251億円の資金調達を行うと発表

国内外の投資家が参加し、ラウンドあたりのエクイティ資金調達として国内スタートアップでは過去最大級。完全希薄化ベースでの株式価値は2,100億円以上にのぼる。

現COOの浜本階生氏が現CEOの鈴木健氏とともに開発していたニュースリーダーサービス「Crowsnest」が前身。

より一般的なニュースアプリとして2012年に『SmartNews』をリリース。Twitterで呟かれる数百万件/日のWebページを解析し、注目度の高い記事を配信するというコンセプトだった。

スマートニュースDL数

記事のキャッシュを表示できる「Smartモード」など当初は波紋を呼んだが、翌年5月にはメディア各社との協業を本格化。11社15媒体(当時)と業務提携を結んだ。

2014年10月には500万ダウンロード達成を発表するとともに、『SmartNews 2.0』を日米で同時リリース

米国において、SmartNewsは主要ニュースアプリの中でユーザー1人あたりの月間滞在時間が最も多いアプリになったという。2020年はMAUが2倍以上に成長、従業員数はグローバルで約500名に成長した。今回の調達を機に、米国での成長を一層加速する計画だ。