2021年09月16日 07:00
中国向けがさらに拡大
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美顔器・化粧品などを扱うヤーマンが好調だ。14日に発表された2021年5〜7月期の売上高は106億円(前年比21.5%増)、営業利益は29.3億円(同76%増)だった。

直販部門では、直販サイトやECモールでの販売が好調。売上面では前年同期に及ばなかったが、媒体費が重いインフォマーシャルの比重が減りセグメント利益が18.5億円(前年比30%増)となった。

海外部門では引き続き中国EC向けが好調。売上をさらに伸ばしている。中国市場でのヤーマン製品の取扱高は4年で約5倍に増えた。

ヤーマン 売上構成

店販部門では前年と同様、免税店など海外顧客向けの販売がほとんどできなかったものの、家電量販店など国内向け売上が大きく伸びた。

通販部門はテレビ通販を中心に堅調。カタログ通販、インターネット専売業者向けなど、各販路が堅調な売上を維持した。

中期経営計画で目標とするのは「売上高500億円、営業利益率20%以上」。美容機器メーカーとして日本発のグローバルブランドカンパニーを目指す。