2021年09月16日 07:00
新規事業で継続的な成長へ
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Link-Uが14日、2021年7月期本決算を発表。売上高は16.3億円(前年比22%増)、営業利益は2.25億円(同48%減)となった。

主軸のマンガ事業では新たな大手取引先と協業。双葉社と昨年末に『マンガがうがう』、KADOKAWAとは『電撃ノベコミ』を今年3月にリリースしている。

海外向けサイト『Comikey』を7月15日に開始。配信出版社数は6社にのぼり、都度課金モデルで展開。開始から1か月で9作品の海賊版サイトでの更新を停止させることに成功したという。

Link-U 四半期売上

NHKと協業する『ポケット語学』は事業計画に遅れが生じるも、各KPIが計画値に達しているため広告費を積極投入、大幅な売上増を目指す。

ブロックチェーン事業では「Hashpalette」で国内初のIEOをCoincheckで実施。9月12日の終値は77.3円と、公開価格の約19倍にものぼった。

2022年7月期の売上高は21.7億円(前年比32.5%増)、営業利益2.4億円(同7.8%増)を見込む。継続的な売上成長に重点をおき、当期中に新規事業を二つ以上立ち上げる予定だ。