Appleは9月15日、新製品の発表イベントを開催。

新型iPadには、よりパワフルなチップ『A13 Bionic』を搭載。昨年モデルと比べ、あらゆる面で更に20％高速になるという。ChromebookやAndroidの最も売れているモデルよりそれぞれ3倍、6倍早いと、競合に対する優位性もアピールした。

新しいiPadはわずか329ドルから購入できる。しかも、ストレージは2倍の64GBから。教職員は299ドルから。

新たに発売されるiPhone 13には、ピンクやレッドなど5色のラインナップが用意。主要な他社製品より最大50%高速な『A15』チップを搭載する。

ビデオカメラには「シネマティック」モードが加わった。映画撮影で長年使われてきた「ピント送り」と呼ばれる方法を導入、あたかも映画のような映像を撮影できるという。

プライバシー周りのアップデートも重要だ。インテリジェント・トラッキング機能により、トラッカーがIPアドレスを使って情報を収集することを防ぐ。メールプライバシー保護機能でもIPアドレスを隠し、配信者側が得られる情報を少なくする。

「すべてがプロ」のiPhone 13 Proは、超広角カメラによってマクロ写真撮影に対応。わずか2センチの距離でもピントを合わせられる。暗い場所でも撮影できるよう、より明るい絞り値と史上最大のセンサーを搭載した。