スマレジが14日、2021年5〜7月期決算を発表。売上高は9.2億円（前年比29%増）、営業利益は2.3億円（同67%増）に拡大した。

自動釣銭機サプライヤー供給不足の影響を受けたが、8〜10月期には解消予定。クラウドサービス月額利用料等は5.3億円（前年比25%増）、ARRは21.7億円に拡大している。

アクティブ店舗は26,101店舗（アクティブ店舗率：26.1%）。全プランがほぼ同割合で純増となり、有料店舗数は20,880店舗（前年比26%増）に拡大した。

平均解約率は0.54%と、過去最低水準を達成。カスタマーサクセスなどの強化にも取り組み、コロナ禍でも低い解約率を実現している。

中期経営計画で具体的施策として挙げるのが「広告宣伝」「アプリマーケット」「スマレジ・タイムカード」「クリエイティブ人材育成」の四つ。

今期のセールス・マーケティング費用は6.9億円を計画（前期+157%）。コンテンツ／クチコミマーケティングを重点的に開始し、それを補完するTVCMなどのマス広告を展開する。

目標とするのは2024年4月期のARR50億円。今期はファーストステップとして27億円、来期には36.7億円と大きな成長に挑む。