2021年09月14日 07:00
ネクストエンジンの成長が続く
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Hameeが13日、2021年5〜7月期決算を発表。売上高は26.2億円(前年比2.5%減)、営業利益は3.3億円(同21%減)で減収減益となった。

主軸のコマース事業が周辺アクセサリ、他社仕入れ商材、玩具などで減収減益。スマホケース『iFace』シリーズは引き続け堅調であるとした。

プラットフォーム事業は『ネクストエンジン』が堅調。コンサルティング事業で大口顧客を獲得し、こちらは増収増益となった。

契約社数は4,949社(前年比770社増)に拡大、ARPUは36,525円(同5.1%減)。GMVは2,631億円、月次解約率は0.81%に改善した。ネクストエンジン事業の営業利益率は約50%にのぼる

ネクストエンジン 業績推移

ARPUが減少したのはコロナ禍からの反動。「レコメンドメール自動配信アプリ」を有料化し、売上貢献が始まった。一方では人員強化とクラウドインフラ化への投資を進め、更なる成長に備える。

コマース事業では新型iPhoneの発表が焦点だ。2Qには手帳型など、新シリーズ導入の準備を進める。スマートフォン市場の成熟は懸念だが、その中でも継続的な成長を実現してきた。

新規事業として『Hamic POCKET』を展開。子供向けの「プレスマホ」として提供、今期の営業損益3.8億円を見込む。価格は16,500円、月額通信サービスは1,100円から。