2021年09月14日 07:00
磐石のビズリーチ
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「ビズリーチ」親会社のビジョナルが13日、2021年7月期本決算を発表。売上高は287億円(前年比11%増)、営業利益は23.7億円(8.3%増)に拡大した。

『BizReach』は5〜7月の売上高が68億円(前年比42%増)へと加速。企業におけるプロフェッショナル領域の採用再開が進み、パンデミックからの業績復調が続いた。

足元では持続的な成長のための投資を実行。下期に人材採用を再開したほか、オンライン・オフラインのマーケティング施策に継続投下。TVコマーシャルも実施し、ブランド構築・認知度向上を図る。

ビジョナル 業績

BizReach事業の営業利益(管理部門経費配賦前)は96.4億円で、売上に対し40.9%。スカウト可能会員数は138万人、年次利用中企業数は8,000社以上と、ともに拡大した。

採用管理ツールなどを提供する「HRMOS」も伸びている。ARRは12.6億円(前年比23%増)に拡大、利用中企業は941社(同18%増)。解約率の12か月平均は1.23%。営業利益(管理部門経費配賦前)は21億円の赤字だ。