ヨガウェアブランドのルルレモンが8日、2021年5〜7月期決算を発表。

売上高は前年比61％増の14.5億ドル。前回決算で公表していた売上予想（13〜13.3億ドル）を大きく上回った。

店舗売上が大きく復調し、前年比142％増の6.95億ドルとなった。Eコマース売上も5.97億ドル（同8％増）と、巣ごもりから一巡してなお拡大。

2年間の年平均成長率（CAGR）は店舗販売が+9％、オンラインが+66%。北米は+26%、海外が+43%と力強い。女性向けは+26%、男性向けが+31%となった。このままいけば、2023年の目標を2年前倒しで達成する見通しだという。

アジア太平洋地域で新たに7店舗、米国では3店舗、欧州で1店舗を開設。全体では534店舗となり、前年同期の506店舗から増えた。

店舗売上が回復したことなどでグロスマージンは58.1%に改善（前年同期は54.2%）。売上に対する物流センター費用などが圧縮された。

8〜10月期の売上高は14〜14.3億ドルを見込む。通期予想は61.9〜62.6億ドルと大幅に引き上げられ、株価は時間外で13%もの高騰となっている。