再成長に向け虎視眈々
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米国のゲーム小売チェーン「GameStop」が9日、2021年5〜7月期決算を発表。
売上高は前年比26%増の11.8億ドル。例年の季節性ではあるが、前四半期からは減収となった。
製品ラインナップの拡大や物流ネットワークの充実、テクノロジー面、人材採用など長期目線での投資に注力しており、営業損失は5,800万ドルとなった。

ネバダ州リノで53万平方フィートの物流センターを契約。稼働開始は2022年を予定している。ペンシルベニア州ヨークの物流センター(70万平方フィート)に加え、米国の東西に配送できる体制を確立する。
フロリダ州ペンブロークパインズにてカスタマーケア拠点の構築もはじめた。すべては再成長に向けた戦略である「Eコマース事業の拡大」に向けた取り組みである。
6月には株式市場で500万株を発行、総額11億ドル以上を調達した。手元キャッシュは17.2億ドルに増え、十分な投資を行える体制も整った。