Atlas、四半期売上1億ドルを突破
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ドキュメント志向データベースを提供する「MongoDB」が勢いを増している。
2021年5〜7月期の売上高は1.99億ドル(前年比44%増)へとさらに加速。完全マネージドのDBaaS『MongoDB Atlas』が牽引、同売上は前年比83%の拡大となった。
総顧客数は2.9万社超。『Atlas』を使う顧客は27,500社まで増えた。年間10万ドル以上を支払う顧客は1,126社(前年比37%増)。

今年7月にはサーバレスインスタンス(Atlas Serverless)も発表。「サーバレス」とは、サーバーの管理を行うことなく、動的にコンピューティング資源を実行できるもの。
CEOのデヴ・イッティチェリア(Dev Ittycheria)は「モダンなアプリケーションを作るのに最速で最も魅力的な方法がMongoDBだ」と豪語する。成長企業が使ってくれるほど、その事業とともにMongoDBも成長できる。
MongoDBの累計ダウンロード数は2億回を達成。直近12か月だけで7,500万回を超え、創業して11年のダウンロード数をも上回っているという。
6月には政府向けAtlasがFedRAMPの認証を獲得。「FedRAMP」とは、米国政府組織におけるクラウドセキュリティ認証制度。これにより、各省庁が追加の承認なく採用できるようになる。