ヘルスケア事業に注力
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ペット用品のオンライン通販を手がけるChewyが9月1日、5〜7月期決算を発表。巣ごもり特需が一巡し、成長が鈍化している。
売上高は21.6億ドル(前年比27%増)。そのうち定期購買型のオートシップ売上が15.1億ドル(同30%増)と堅調だった。
直近1年間のアクティブ顧客数は、初めて2,000万人の大台を超えた。アクティブ顧客あたりの売上も404ドル(前年比13.5%増)と拡大トレンドだ。

ペットフード以外の収益源として注力するのがヘルスケア事業だ。
5月には獣医への相談サービス(Connect with a Vet)に動画相談、事前スケジュールなどの機能を追加。それまではチャットベースでの相談にとどまっていた。
獣医師向けのマーケットプレイス機能も開始。Chewy上で処方薬などを受付け、クリニックおよびChewy経由での注文に対応できる。獣医師には新たな収益機会となるほか、ユーザーもかかりつけの獣医師から直接ペット用医薬品を購入できる。