デーティングもバーチャルの時代
Shutterstock
パンデミックの広がりは、出会いの形も変えつつある。
女性主導のマッチングアプリとして知られる米Bumbleは、アプリ内デート機能『Night In』を導入。ビデオデートをスケジュールし、ちょっとしたトリビアゲームも楽しめる。
そこでは「どの動物の骨が一番多い?(4択)」といった身近なクイズが出される。あくまで会話のきっかけという位置付けだ。
パンデミック下において、米国ユーザーの約半分が最初のデートでオンライン形式を望んでいる。一方、オンラインでの動画デートは仲良くなるのが難しく、プラットフォーム側も改善を続けている。

Bumbleの業績はパンデミック以降、堅調に拡大している。『Bumble』アプリからの売上が前年比55%増の1.27億ドル(4〜6月)と増え、Badooその他は同じく11%増にとどまった。
課金ユーザー数は290万人(前年比20%増)。デルタ株の流行が著しいインドでも堅調で、同地域でBumbleアプリのMAUは前年比60%増えた。先述した『Night In』機能もインドに進出し、人気を博している。