世界第2位のスマホブランド
Xiaomi
中国のスマホメーカー「Xiaomi」の勢いが止まらない。
2021年4〜6月期の売上高は前年比64%増の878億元(≒1.5兆円)。営業利益は同じく98%増の107億元(≒1,820億円)だった。
主力のスマートフォン売上は前年比87%増の591億元(≒1兆円)。世界の出荷台数シェアはサムスンに次いで二位にのぼりつめた(iPhoneのピークシーズンでないのもある)。
中華圏ではvivo(シェア24.3%)とOPPO(21.4%)に次いで3位(16.8%)。手薄だったオフライン販売を強化し、販売拠点は7,600店舗を超えた(3か月前は4,500店舗)。
3,000元(≒5万円)以上の高級スマホにも力を入れる。高単価機種の出荷台数は上半期に1,200万台を超えた(前年同期は約1,000万台)。
新たな領域への研究開発にも積極的だ。8月11日には四足ロボット『CyberDog』を発表。1,000台の犬型ロボットを9,999元(≒17万円)で売り出すとした。
今回、自動運転技術を開発するDeepMotionを7,737万ドルで買収。Xiaomiは以前、スマートEV開発に100億元(≒1,700億円)を投じることを宣言している。