2021年08月26日 07:00
依存度高いが急成長
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企業向けにデビットカードなどの発行を支援する「Marqeta」が伸びている。

2021年4〜6月期の売上高は1.22億ドル(前年比76%増)。決済総額(TPV)が265億ドル(同76%増)と拡大した。

グロスマージンは38%に低下(前四半期は46%)。Marqetaは長期のグロスマージン目標を40〜45%に設定。足元ではネットワークフィーが上昇しているが、長期的な見通しに変化はないと説明した。

Marqeta TPV

新たなパートナーとしてGoogleが参加。『Google Pay』ユーザー向けにデジタルカードの発行で連携する。

牽引するのが後払いサービス(Buy Now, Pay Later)での利用だ。BNPL領域からの売上高は前年比で350%拡大。7月には代表企業「Affirm」との契約を2024年1月まで延長することも発表した。

Squareからの売上比率は72%と、依然として極めて高い。今年7月には『Square Banking』が発表。当座預金機能『Square Checking』において、Marqetaが役立っていることをアピールした。