2021年08月20日 07:00
19万人の医師会員
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医療機関向けにインターネット事業を展開するケアネットが猛烈に成長している。

「CareNet.com」を中心とした医師プラットフォームを提供。30万人を超える医療従事者が利用する専門サイトで、現場で使える医療コンテンツから海外論文、医療ニュースをカバー。

製薬企業の営業・マーケティング活動を支援する「医薬DX事業」が主力で、取引社数は70社を超える。

ケアネット

医療者の自主学習に役立つ動画サービスも伸びている。約20年の医療番組制作実績があり、配信番組は1,900以上。毎月10本程度を更新し、有料会員数は6,101人にのぼる。

医師会員数は7月26日に19万人に到達。最大手のエムスリーは、今年4月に30万人の大台を突破。2018年の厚生労働省の調査では、日本の医師数は32万7,210⼈だという。

2021年上期の売上高は38.2億円(前年比107%増)、営業利益13.9億円(同200%増)。2025年の目標は、医師会員25万人。売上300億円、営業利益100億円を目指すとする。