サブスク後払い
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サブスクリプション(定期購入)を簡単に導入できるソリューションを提供する「テモナ」が事業の転換を進めている。
主力の「たまごリピート」は後継サービスの販売に注力するため新規の販売を停止。利用アカウント数は695件(前年比11%減)、4〜6月の売上高は1.77億円(前年比38%減)となった。
後継サービス「サブスクストア」は、定期購入に特化したクラウド型通販システム。2018年発売の「たまごリピートNext」をアップグレードしたもので、ステップメールや電話受注に対応。

「サブスクストア」の利用アカウント数は424件(前年比71%増)。「テモナビ」や「チャットボット」などのオプション収益も伸び、4〜6月の売上高は1.7億円(同34%増)となった。
サービス全体の流通総額は393億円(同4%増)と若干伸び悩んでいるが、自社決済サービス「サブスク後払い」が急伸、決済手数料の売上高は3Q累計で6億円(同48%増)に増えた。
「サブスク後払い」は2020年6月より開始。ネットで購入する際にクレジットカード情報の入力や代金の先払いなどの必要がない。同年8月にはアトディーネ、GMO後払いなどの導入を発表している。