暗号通貨とオプション取引
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米Robinhoodが上場後初となる決算を発表。2021年4〜6月期の売上高は5.6億ドル(前年比131%増)に拡大した。
主な収益源である取引ベース収益が4.5億ドル(同141%増)に伸長。金利収入(同69%増)、その他収益(176%増)とそれぞれ拡大している。
取引ベース収益のうち2.33億ドルは暗号通貨によるもの(前年同期は500万ドル)。オプション取引も1.65億ドル(前年比48%増)と大きく、株式は5,200万ドル(26%減)に縮小した。
入金済みアカウント数は2,250万件(2.3倍)。月間アクティブユーザー数は2,130万人(2.1倍)に増えている。
5月には「IPO Access」を開始。機関投資家や富裕層と同じ価格で新規上場株式を買えるようにする。これまでに(Robinhoodを除き)6社がIPO Accessで新規上場株をオファーした。
これまで5倍以上オーバーサブスクライブされるなど需要は大きい。2Qに行われたもの(FIGSとYOU)では、IPOから30日後にも80〜85%が保有され、決して超短期売買ではない点をアピールした。
ニュースレター『The Robinhood Snacks』はこの四半期、2,460万人(前年比171%増)が開封。ポッドキャストは1,140万回(19%増)ダウンロードされた。