早期の売上100億円達成へ
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投資情報サイト「株探」などを手がけるミンカブ・ジ・インフォノイドが8月12日に2021年4〜6月決算を発表。売上高は前年比37%増の11.3億円となった。
メディア事業の売上高は5.12億円(前年比44%増)。課金収入が倍増したほか、成果報酬型広告でリスティング広告の活用を促進したことが寄与。特需のあった前年同期をさらに上回った。
ユニークユーザー数は970万人に拡大。株探は米国版を6月22日にリリースした。8月には資産形成管理ツール「アセプラ」開始も予定、1,000万人の日経IDユーザーへの提供も計画する。

メディア以上に大きな売上をあげるのがソリューション事業。ストック収入と初期導入がともに増え、売上高は6.18億円(前年比31%増)となった。
メディア事業で培ったノウハウを活用したAIによる自動生成ソフトウェアや、サイト上で集めた入力データを加工した情報系フィンテックソリューションを提供。ここでも日経グループのQUICK社との連携を進める。
今期の売上予想は53億円(前年比27%増)、営業利益は10億円(同32%増)を見込む。早期の売上100億円達成に向け、ロボアド事業やIFAサービスへの進出も狙う。