ネットGMVチャーンレート
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ネットショップの開設支援を手がける「BASE」が成長を続けている。8月5日に発表された2021年4〜6月の連結GMVは過去最高の415億円だった。
巣ごもりによる加速から一年以上が経ち、GMVは前四半期まで横ばいが続いていた。BASEとPAYの両事業で増加に転じ、中でもPAY事業は前年比72%増と大きく伸長。その要因は「既存加盟店の継続的な成長」だという。
BASE事業の「月間売店数」は前四半期から4,000ショップ拡大。増加数はこのところ拡大傾向だ。月間GMVは93億円となった。
今回の開示で興味深いのが、上位ショップの「ネットGMVチャーンレート」という指標だ。既存大口ショップからのGMV動向を表し、アップセルが減少を上回る「ネガティブチャーン」の状態にあるとアピールする。
5月には『ページ追加App』をリリース。ブランド情報からFAQ、所在地など新規ページをかんたんに追加できるようになった。
外部連携も進める。CAMPFIREとの連携では、BASEのアカウント情報から簡単にクラウドファンディングを立ち上げられるように。スマレジ在庫連携では、実店舗との在庫一元化が可能となる。